2008年6月15日日曜日

H20年6回目、苗場山

H20/06/15
和田小屋下~神楽峰苗場山祓川コース)ピストン。
 
祓川コースを往復して、苗場山を日帰りで登ってきました。
 
往路
07:15第二リフト町営駐車場発
10:10神楽峰山頂通過
11:20苗場山頂着
  
復路
12:00苗場山山頂発
15:30駐車場着。
  
歩行時間
往路4時間05分
帰路3時間30分
合計7時間35分。
     
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今回、歩いた登山道の全体図です。
出発前の登山口駐車場です。和田小屋の1Km下にあります。
今年に入り、天気に恵まれず眺望のない登山が続きましたが、今日は空気が澄んで、靄がなく、360度の絶好の眺望が期待できそうです。
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神楽峰の手前、中の芝からの眺望です。中央が仙ノ倉山、その左側を谷川連峰が連なります。
んー、見事な眺望です。
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同じく北側方面です。右に巻機山、左奥に越後三山(左から八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳
これも絶景です。
神楽峰に向かう登山道です。おそらく上の芝付近だったと思います。辺り一面の残雪の中を登って行きます。雪に足をとられて踏ん張りが利かず難渋し、疲労がじわじわ押し寄せてきました。雲ひとつ無い青空で、絶好の天気ですが、次第に周囲の眺望を楽しむどころではなくなってきました(笑)。

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神楽峰の山頂過ぎた辺りから苗場山が突然眼前に現れます。
naeba-yamaと聴くと女性的な優しいイメージが湧きますが、どうしてどうして、苗場山は荒々しい男性的な山塊です。
ここから神楽峰苗場山の二座を結ぶ鞍部まで下り、そこから一気に苗場山山頂まで急登となります。この付近からの眺望もみごとで、谷川連峰越後三山はもちろん、燧ケ岳、(たぶん)平ケ岳、後立山連峰などが一望できました。

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残雪と鞍部から苗場山山頂までの急登のため、最後はお決まりのヨタヨタ歩きとなり、なんとか山頂に到着しました。なお苗場山山頂の標識は背後山荘の裏手にあります。
しかしシンドイ思いをしたのはどうやら私くらいで、同行のカミサンは全く平気。行き交う登山者も、この時期苗場山でこれ位の雪は当たり前、アイゼンなんかいらないよ、とばかりにサクサク登っておりました。うちのカミさんも負けじと雪の斜面を登って行きます。
実は私は途中あんまりつらいので神楽峰あたりで撤退しようと何度も進言しましたが、先行するカミさんにそのたびに却下され、おまけにすれ違う登山者に、こんな絶好の日に苗場山まで行かないでどうする!陽が長くて明るいから夜の7時までに降りてくればいいんだよ!と叱咤されてしまう始末でありました。

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苗場山頂上の山荘で昼食休憩をしてPM0:00に下山開始。写真は苗場山神楽峰を結ぶ鞍部まで降りて来たところです。ここから正面の神楽峰への登り返しです。360度すばらしい絶景が連続しますが、神楽峰の先から下山口までの長い雪上を降りると思うとうんざりです。
反対にカミさんは快調に歩を進めております。

午後3時過ぎになんとか苗場山から無事下山。
苗場山の登山口から中継地点の神楽峰までのおよそ半分は雪道だったと思います。
おまけに帰りは、気温の上昇とともに上流から大量の雪解け水が押し寄せ、雪の無い所は川底状態と化しており、往路より一層歩きにくくなっておりました。
      
私はせっかくの絶景を堪能するだけの余力を使い果たし、今回は心身ともにボロボロ。苗場山の頂上まで往復はできたものの気分的には完全に敗退です。カミさんは余力を残しての大満足の1日でした。                 
   
カミさん「苗場山はすばらしい!! 是非また訪れたい。」
私「苗場山はおっかなかった。生きた心地がしなかった。ヒルに喰いつかれても近場の丹沢の方がいい。」

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