通算4回目の雲取山(日帰り)です。
今日はいつものカミさんと健脚のMSJ君の3人です。
当初は登りやすい(その代わり道中たいして景色が無い)大ダワ林道を日帰りで往復をする予定で、奥多摩駅から日原鍾乳洞方面に右折しましたが、日原鍾乳洞を過ぎたあたりから道路が完全に凍結しておりました。
仕方がないので一旦奥多摩駅まで戻り鴨沢の上の小袖乗越から登り尾根を往復してきました。
なんだかんだで1時間以上ロスしてしまいました。
往路
AM8:16小袖乗越登山口発~七ッ石山をトラバース~AM10:22大ダワ~AM10:48ヘリポート前~AM11:28小雲取山~AM11:47雲取山山頂着
3時間31分
帰路
PM0:23雲取山山頂発~七ッ石山をトラバース~PM2:51登山口着
2時間28分
合計所要時間 5時間59分
いつもなら私をぐんぐん置いて行くカミさんもマラソン仕込みの健脚MSJ君も今日は2人とも足が重かったですね~。
昭文社の山の地図より借用
しました。他への転載はご遠慮下さい。
小袖乗越に車を置いて黙々と登り尾根を登っています。
下りも七ッ石山を巻いています。朝の雪が凍結してしまい滑りやすかったです。
帰りは七ッ石山の頂上を越えたわけでもないのに2時間30分近くもかかって登山口に戻ってきました。
今日は天気が良く、空気も澄んで素晴らしい展望でした。
南側は、丹沢山塊から御正体山です。
奥秩父の甲武信岳まではっきりと見えます。
白峰三山はもちろんのこと、甲斐駒や仙丈ヶ岳まではっきり見えるのですね。
今日は大変すばらしい展望で大満足でした。
ここで雲取山といつも登っている蛭ヶ岳の山頂展望の比較。
もちろんシロウトによる独断と偏見です。
1.富士山の展望
姫次からの展望が随一と思っていたが雲取山からもなかなか良かった。
同点引き分け。
2.甲斐駒、仙丈ヶ岳
雲取山の完勝。
実際のところ雲取山から見ると甲斐駒は堂々としています。
仙丈ヶ岳も鳳凰山に遮られずはっきり見えます。
3.白峰三山、赤石、悪沢岳
両者甲乙つけがたし。
引き分け。
聖岳あたりになると蛭の方がよく見える。
4.甲武信岳方面
甲武信岳が直接見えるだけ雲取山が勝ち。
ただし甲武信岳のあまりの貧弱さに、この貧相な山のどこが百名山か、とがっかりするかも。
両脇の三宝山、木賊山の方が山容は立派です。
4.金峰山
雲取山からは縦に長い奥秩父山地に遮られて見えない。
雲取山からは縦に長い奥秩父山地に遮られて見えない。
蛭ヶ岳からは五丈岩まではっきり見えます。
蛭ヶ岳の勝ち。
蛭ヶ岳の勝ち。
5.八ヶ岳
天気が良いのに今日の雲取山からは見えなかった。
判定保留。(雲取山からは金峰山、甲武信山塊に阻まれて見えないかも。)
天気が良いのに今日の雲取山からは見えなかった。
判定保留。(雲取山からは金峰山、甲武信山塊に阻まれて見えないかも。)
たぶん蛭の勝ちでしょう。
6.都心
蛭ヶ岳の方がよく見えます。
蛭ヶ岳の勝ち。
蛭ヶ岳の勝ち。
7.太平洋、伊豆諸島
当然海に近い蛭ヶ岳の勝ち。
8.両神山
雲取山を雲取山荘に下りていくときに木々の間から見えます。
雲取山の勝ち。
9.山頂のアメニティ。
オールシーズンの有人小屋のある蛭ヶ岳の勝ち。
安心度が断然違います。
10.登山道
雲取山:斜度が緩やかで安全。その分距離が長いので単調で退屈。
蛭ヶ岳:距離は短い。帰路の釜立沢の斜面が急で神経を使います。
雲取山:斜度が緩やかで安全。その分距離が長いので単調で退屈。
蛭ヶ岳:距離は短い。帰路の釜立沢の斜面が急で神経を使います。
安全度からいったら雲の勝ちかな。
11.登山口・駐車場
雲取山の勝ち。
雲:小袖乗越に大規模な駐車場があります。蛭:青根集落の終点に数台置けるだけ。林道終点のためタクシーも入ってきてくれません。
4 件のコメント:
dosanさん、奥さまおつかれさまでした。
小生初めての2000m級で張り切っておりましたが、下りは脚もガクガク、凍結箇所ではシリモチと厳しい山行となりました。
dosanさんだけは涼しい顔で、走るように歩みを進めてましたね。まさに健脚、さすがでした。
MSJさん、昨日はお疲れ様。
また行きましょう。
相変わらずの健脚山行、雪が結構ある様ですね。
こちらは相変わらずスキー訓練に明け暮れております。
いつまでたっても上手くならないなあー
それにしても山座同定いつもながら感心しております。僕なんか上と下しか見ないで一杯一杯で登っているのでいつも良くわかりません。
日曜日のかぐらは雪が強く途中でやめて沼田のほうに非難しました。
関越トンネルを抜けると本当に世界が一変します。
瑞生さま
4回目の登頂でやっと大展望を満喫できました。
雲取山が人気の山であることが十分に納得できました。
山登りはお天気に限りますね。
コメントを投稿