2009年9月21日月曜日

H21-16回目 両神山・日帰り

H21-9-22
9月の5連休に日帰りで奥秩父の北側に鎮座してます両神山を登山口の日向大谷から山頂までピストンで登ってきました。
先日仙丈ヶ岳を登った勢いで、次は隣の甲斐駒!!と決めていましたが、帰りのすさまじい中央道の渋滞に足がすくみ、急遽関越道の両神山に変更です。

こういうときこそ大好きな丹沢の蛭ヶ岳なのですが、丹沢嫌いのうちのカミサンがウンと言ってくれません(涙)。両神山/日向大谷コース/日帰り/歩きやすい

写真は雲取山から見た両神山です。
一体どこが山頂なのでありましょう。両神山/日向大谷コース/日帰り/歩きやすい





往路
登山口(日向大谷)AM7:10発~清滝小屋前AM9:00~両神神社AM9:50~山頂(剣ヶ峰)AM10:25着
3時間15分(小休憩込)

帰路
山頂AM10:45発~登山口PM1:10着
2時間25分
合計5時間40分

今回の登山地図です。いつものように昭文社「関東の山歩き100選」より借用しました。転載はご遠慮下さい。







朝の登山口です。両神山/日向大谷コース/日帰り/歩きやすい








てっきり露岩ごつごつの登山道をイメージしていましたが、御覧のように土が豊富で歩きやすいです。








清滝小屋です。深田久弥の百名山の文庫本の巻頭にも載っていますが、現在無人のようです。両神山/日向大谷コース/日帰り/歩きやすい






清滝小屋を過ぎ、産泰尾根と合流したあたりで山頂らしき頂が見えてまいりました。








鎖場や露岩歩きの連続を覚悟していましたが、ここが唯一の鎖場ですかね。ここだけは鎖がないと上り下りが出来ません。両神山/日向大谷コース/日帰り/歩きやすい







頂上手前の両神神社前です。
神主さんや氏子はここまで登るのが大変でありましょう。








頂上に近づいてもまだ土の豊富な登山道です。 歩きやすくて助かります。両神山/日向大谷コース/日帰り/歩きやすい







頂上直下の最後の岩場。
本にはたいがいこの写真が載っていますね。

そして「鎖場なので慎重に」なんて書いてあります。
梯子は確かに必要ですが、取り付けてある鎖は全く不要。
ぜーんぜん危険な個所ではありません。



山頂です。
下界から次々と雲が湧きだし、展望は良くありません。両神山/日向大谷コース/日帰り/歩きやすい







山頂展望。
八ヶ岳方面を撮っているつもりですが、雲に隠れて全く見えません。
他の秩父の山々はどれも山容に特徴がなくて同定が難しいです。







[まとめ]
両神山は山容はゴジラの背のようにごつごつで、八丁尾根は危険で遭難者も出していると聞くし、名前からも「オオカミ(狼)ヤマ」を連想するは(実際はヤマタノオロチに関連があるそうです)、登山道は憤怒の形相の石仏が点在するし、と、おっかないイメージばかりが膨らんでいましたが、今回の登山口から山頂までのピストンと限定すれば、基本的に歩きやすい安全な山でありました。実際、金峰山の方が優しいイメージとは異なり厳しく危険な個所が多いですね。

ところで百名山の深田久弥氏は山頂から(危険な)八丁尾根を縦走して八丁峠に下りているのですね。そこまで歩けば山の印象も違うのでしょうが、今回のコースは距離は長い割りに、山頂以外道中はほとんど展望が無かったです。川苔山を少し長く勾配を急にしただけの単調な印象しか残りませんでした。

今回のコース自体は(再三書いていますが)総じて安全な登山道でしたが、往復6時間を切っても帰ってから疲労が残りました。結構勾配がきつかったのでしょう。両神山/日向大谷コース/日帰り/歩きやすい

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