2008年9月17日水曜日

H20年11回目、爺ヶ岳

H20/09/14、北アルプスの爺ケ岳を登ってきました。
なぜ爺ケ岳なのかって?
答えは、北アの中で、一番易しいとの評判だからです(笑)。

往路(4時間10分)
AM05:10柏原新道登山口発
AM08:20主稜線 種池山荘前を通過
AM09:20爺ケ岳中央峰着

帰路(3時間30分)
山頂から山荘まで1時間 プラス
PM00:00種池山荘発
PM02:30登山口着

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絵葉書から借用しました。
中央が爺ケ岳です。




    
     

今回の登山道です。
(朝日新聞社日本百名山より借用)。
前日のPM10時に扇沢バスターミナルに着き、車中で一泊。
朝4時過ぎに起床です。




早朝の柏原新道入り口です。

みやげで貰った涸沢小屋のバンダナを締めて、ヘッドライトを点け、気合を入れて早朝の5時過ぎに出発。
登山道はよく整備され歩きやすいです。


   
   
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左手に蓮華岳を見ながら登って行きます。
涼しいため、へばることなく、いつもよりピッチが稼げます。
それと、初めての北アだ! 
と、いつもよりテンションもハイでした(笑)。



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右手前方に爺ケ岳南峰が現れました。





   
   
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登り始めておよそ3時間で主稜線に建つ種池山荘が見えてきました。暑さによる消耗が無く、予定より早く到着です。
そのまま山荘前を右に折れ主稜線上を歩きます。




途中の南峰山頂をやり過ごし、AM9時20分中央峰頂上に無事到着しました。一応、ヤッター、てな感じです(笑)。 北アの入門の山とはいえ、ここまで来るのに丸2年を要したことを思うと、感慨もひとしおです。(感激で涙、涙、、、、、ウソです。)      
       
        


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山頂で1時間以上粘りましたが、隣の鹿島槍も対岸の剣岳も、とうとう姿を現しません。
10羽ほどの雷鳥が、足元の日が翳ると茂みから突然現れ、地べたを啄みだし、日が照ると一瞬で茂みに隠れました。
写真は対岸の剣岳の山頂の一部だと思います。
AM10時20分、種池山荘に向かって下山を開始。
途中で爺ヶ岳南峰に立ち寄りました。





   
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爺ヶ岳南峰山頂からの爺ヶ岳中央峰(右手前)と北峰(左奥)です。



   
    
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爺ヶ岳南峰から種池山荘に向かう稜線です。




    
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種池山荘で大休憩のあと、12時に下山を開始。
1時間ほど下って主稜線を振り返りました。
遠く稜線上に種池山荘です。
   
     
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下山途中、右手に岩小屋沢岳です。新道を登りきり、山荘前を左折するとこの山の稜線を針ノ木岳まで歩くことになります。
この山の向こうに黒四ダムがあるはずです。



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やはり、下山の途中、右手に針ノ木岳(左奥)、スバリ岳(右手前)と針ノ木雪渓です。 2峰とも険しい山容ですね。


   
    
PM2時30分、無事下山完了です。





北アルプスの中で、柏原新道~爺ヶ岳と鹿島槍南峰まで、がおそらく例外的に易しいのでしょうね。
柏原新道を登ってきた登山者全員が交差点を鹿島槍方向に右折していました。
左折した人はひとりも見ませんでしたね。
新道から種池山荘前を右折して、爺ヶ岳の稜線は太く、なだらかですが、
左折して岩小屋沢岳を越えスバリ、針の木岳へ至る稜線は
ナイフエッジのように鋭利で狭く、しかも急峻の連続です。
あぁ、これが山男の挑戦欲をかき立てる本物の北アの稜線か、と思いました。爺ヶ岳/日帰り/北アルプス

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