写真は大真名子山山頂からの女峰山です。
AM8:05ゲート前発~富士見峠前AM9:45~AM10:50帝釈山山頂着
AM11:00帝釈山山頂発~AM11:30女峰山山頂着
AM11:50女峰山山頂発~PM1:40馬立~PM2:20ゲート前着
登り:3時間25分(小休憩込)
下り:2時間30分(小休憩込)
今回の登山図です。
昭文社「山と高原地図」より借用しました。他への転載はご遠慮下さい。女峰山/日帰り/登山
(写真はクリックして拡大出来ます)
朝のゲート前の駐車場。
正面に日光男体山。
志津乗越 からさらに3~4キロ進めるかと思っていましたが車の距離計だと1200mしか進めていません。もっと先にゲートを切ってくれてもいいと思うのですがねー。
ゲート前から富士見峠まで途中馬立を過ぎ1時間30分も砂利の車道をテクテク歩きました。
馬立を過ぎてから2か所、道が二股に分かれていましたが地図に記載はなく、標識もありません。2か所ともあて感で左に折れ無事富士見峠に着きましたが全くの運ですね。
写真は10時30分頃、帝釈山への登山道を登っています。御覧のように倒木だらけ。ほとんど整備がされていません。帰路の女峰山山頂から馬立までの下りの登山道もこれと同じく未整備でした。
富士山の見えない富士見峠から1時間あまり山道を登って10時50分帝釈山の山頂です。
今日は絶好のお天気で山頂からは富士山まで見えます。
帝釈山山頂からこれから行く女峰山を見ています。女峰山/日帰り/登山
帝釈山山頂を下りて女峰山を結ぶ稜線を歩いています。危険な個所はありません。サクサク歩けます。
女峰山に近づいてきました。山頂標識もしっかり見えます。
地図では痩せ尾根のため危険マークが付いていますが、変化に富んでおり歩いていて大変楽しい。1か所だけ鎖がありますがどうってことありません。むしろ丹沢の表尾根の方が危ない箇所が多いです。帝釈山頂から女峰山頂までわずか30分、もっと歩きたかったくらいです。
女峰山/日帰り/登山
AM11時30分、女峰山山頂に到着です。帝釈山山頂と同じく360度の展望でした。山頂を少し下りたところに祠があり、その脇で寒いので(おそらく氷点下)ダウンジャケットを着込んで20分間の昼食休憩をとりました。
女峰山山頂からの展望です。期待通りの見事な景観です。
山頂から唐沢避難小屋までの下りの道はガレ場でした。小屋を過ぎた後も倒木の多い未整備な登山道を左手に沢(崩壊地)を見ながらひたすら急坂を下り、荒沢出合で大きな沢を渡ってから、今度はいきなり15分急登して馬立にハーハーゼーゼー這い上がるようにして到着しました。全くやれやれです。
馬立からは朝来た砂利の車道を足を引きずるようにトボトボ40分歩いてゲート前に着きました。疲れてくると(だから帰路)砂利道歩きは登山靴の厚い靴底をもってしても足の裏がホント痛いですね。
歩いた時間は6時間足らずですが、登山口(ゲート前)と山頂の標高差も1000mに満たない割にずいぶんと今日は疲れました。女峰山/日帰り/登山
【まとめ】
帝釈山山頂と女峰山山頂を結ぶ稜線歩きは絶景はもちろんのこと危険な箇所もなく、というかむしろ安全で変化に富んでいて実に楽しい。
これで太郎山を除き主な日光連山は登ったことになりますが、山頂の展望は女峰山が随一でしょう。女峰山/日帰り/登山
ではもう1回登ろうかと言われれば、荒れた登山道を思うと尻込みしてしまいますね。
土が主体の登山道なのできちんと整備すればもっと歩きやすくなると思いますが、有人で営利の山小屋がないと山道の整備が行き届かないのでしょう。 また車止めゲートも馬立寄りに近づけるなどすればもっと登山者が増えるでしょうに。 よくガイド本では「女峰山は険しい山」と書かれていますが、険しくなんかないです。ただ単に道が荒れているだけ。展望の素晴らしい二つの山頂と、それを結ぶ爽快な稜線を持っているのに、人気の面で日光白根山や男体山の後塵を拝しているのはなんとももったいないですね。
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