2009年8月16日日曜日

H21-14回目 大真名子山、小真名子山(日光)

H21/8/16、日光の大真名子山小真名子山を登ってきました。

AM8:05志津乗越の登山口発~AM9:45大真名子山頂着(1時間45分)
AM10:25大真名子山頂発~AM11:35小真名子山頂着(1時間10分)
AM11:55小真名子山頂発~PM0:35富士見峠~PM1:40馬立~PM2:40登山口着(2時間45分)

合計所要時間5時間40分

今回の登山図です。昭文社「山と高原地図」より借用しました。他への転載はご遠慮下さい。











朝の登山口です。正面の山が大真名子山です。









大真名子山に向かう登山道ですね。山頂まで全線にわたり土が主体で大変歩きやすいです。







大真名子山山頂直下から見た日光男体山です。右手後方に皇海山です。







大真名子山山頂に到着です。天気もよく、見渡す限りの絶景です。








山頂から小真名子山方向の展望です。








同じく山頂から女蜂山です。すばらしい山容です。山頂は360度の大展望に加えて無風で日差しは強いものの暑くも寒くもないため居心地が良くて40分も長居をしてしまいました。すれ違う登山者によると、女蜂山山頂の展望はさらにすばらしいとのことです。皆さん女蜂山は褒めても百名山の男体山日光白根山はあまり褒めませんね。




大真名子山に別れを告げ小真名子山との鞍部にいったん下り、小真名子山山頂に向かって登っています。大真名子山の登山道より岩場が多くなり、しかもかなりの急登です。







閑話休題
山頂からの周囲の山座の同定のこと。

僕は山登り歴は短いですが、その代わり山頂では周囲の有名どころの(深田百名山の)山名は必ず同定出来るように下調べをして行きます。
たとえば丹沢の蛭ヶ岳山頂では近場の雲取山や御前山から、遠く富士山よりさらに奥の南アルプスの3000メートル級の北岳、間ノ岳、農取、塩見、悪沢、赤石、聖岳あたりは同定出来ますし、八ヶ岳山頂ではさすがに北アルプスの全山は無理ですが、北は白馬三山、五竜、鹿島槍から南の槍、穂高から乗鞍、御嶽山まで同定出来ます。甲武信岳は山容が貧弱なため同定が難しいのですが雲取山山頂からも、金蜂山からも同定出来ます。
日光連山ではまず尾瀬の燧ヶ岳を同定してから左右の平ヶ岳、会津駒、鬼怒沼、そして左の方向に日光白根、皇海山、袈裟丸山(けさまるやま)、と同定していきます。なぜかって、山座を同定することで山頂での楽しみが倍加するからです。ですから展望のない山頂は僕はあまり価値を感じないのですね。

そして性格の悪い僕は山頂で登山者とすれ違うと、日光であれば「今日は燧ヶ岳がよく見えますね」と声をかけます。
すると「え、燧ケ岳が見えるんですか!」と必ずのってきます。僕は「あそこが燧ヶ岳ですよ」と教えてあげてちょっぴり優越感に浸り、燧ヶ岳を同定できた登山者も「はー、あれが燧ですかー」と山頂での楽しみが倍加して、一石二鳥なわけです。最初から燧ヶ岳をわかる登山者でさえも百名山とはいえマイナーな皇海山まではまず同定出来まんね。そこで、すかさず「日光白根の左に錫ヶ岳があって、さらにその左、あそこが皇海山ですよ!」と僕は教えてあげるわけです。

大真名子の山頂でいつものように周囲の山々を同定していたら、一人のおばちゃんが「女蜂山の山頂は最高よ」と言いながら小真名子側から勢いよく登ってきました。どうやらグループの先頭のようです。僕はすかさず「今日は燧ヶ岳がよく見えますね」といったところ、「え!燧ヶ岳はどこよ!」と案の定、食いついてきました。性悪の僕は周囲の山名も分からずよく女蜂山は最高なんていえるなーと内心笑っておりました。彼女のすぐ後に仲間のおばちゃん達4-5人が続いて登ってきて「ねえねえ、みんな、この人(僕のこと)が周りの山を教えてくれるわよ!」。僕はいつもの様に「燧の左隣りが会津駒、右奥が平ヶ岳、白根と皇海山があそこに見えて、その左に袈裟丸山(ケサ・マルヤマ)です。」などと教えてさしあげました。
ところが「え? ケサ・マルヤマ?!」「あ、なーんだ、袈裟丸(ケサマル)のことか」と爆笑。「( この人ったら )ケサマルをケサ・丸山だって」と大笑いされてしまいました。しまいにはいきなり「温泉ヶ岳はどこよ。」「えぇっ! 温泉ヶ岳? そんな( マイナーな )山知らないです。スミマセン。」と僕。「なーんだ、温泉ヶ岳を知らないの」とゲラゲラ笑って楽しそうにピーチクパーチクしゃべっているおばちゃん達。束の間の優越感は見事に吹き飛び完全に攻守逆転です。
最後にフーフー登って来た男性に家内が「山頂いる方たちとご一緒ですか」と尋ねたところ
「ええ、あそこのウルサいおばちゃん達といっしょです。」
ほんと、おばちゃんパワーにはかないません。



小真名子山の山頂に到着。背後は女蜂山です。この山頂も展望は素晴らしい。






小真名子山山頂からの太郎山です。背後に燧ヶ岳も見えます。









小真名子山から女蜂山との鞍部となる富士見峠までの下りは一転して急斜面のガレ場でした。滑るしゴロゴロ落石はあるわで、足がすくんでしまいました。地図に《危》マークがついてるわけです。ここは地図では標準時間が35分とありますが、40分もかかってしまいました。危険地帯とはなっているものの、足の置き方がまずいのか、体重のかけ方が悪いのか、下りの歩き方が根本的にヘタなんですね。
百名山のように登山者が押し掛けたら落石事故が多発するでしょう。




小真名子山のがれ場を富士見峠まで降りてから、ナント2時間も単調な林道を歩きました。1時間かけて馬立を過ぎ、さらに1時間かかってゲート前を過ぎて朝の登山口まで戻ってきました。小真名子大真名子のすそ野を半周づつするわけですから大変長いのです。
途中周囲の山々の景色に癒されはしましたが、いやーそれにしても2時間の林道歩きは勘弁ですね。と書きながら、まだ登ったことはないですが人気の穂高、槍を登るには往復6時間の車道歩きを強いられるわけです。2時間足らずでブーブー不満を書くようではまだまだ修行が足りないということですね。

=まとめ=
大真名子山は登りやすく途中や頂上からの景観もみごとで、大変よい山でした。対して小真名子山は標高は低いのに登山道に《》マークが付くほどのがれ場と2時間の林道歩きがあります。

日光連山ファミリーの中で長女は器量よし、性格もおっとりしていて優しい娘さんですが、次女は姉に比べて器量は劣っていて、しかも気性も少々荒い、というところですかね。どこの家にもある話ですね(笑)。

0 件のコメント: