2008年10月26日日曜日

H20年14回目、日光白根山

H20/10/26、日光白根山に登ってきました。

菅沼キャンプ前の登山口(AM7:30)から
阿弥陀池━奥白根山山頂着(AM10:10)、山頂発(AM10:20)━避難小屋(食事休憩20分)━五色沼湖畔(11:30)━阿弥陀池(PM0:00)━登山口(PM1:10) 
と周遊してきました。

所要時間
登山口から阿弥陀池まで1時間30分
阿弥陀池から奥白根山山頂まで1時間10分

山頂から避難小屋、五色沼湖畔、阿弥陀池まで1時間20分
阿弥陀池から登山口まで1時間10分

往路:2時間40分、 帰路:2時間30分

合計: 5時間10分


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今回の登山図です。
(朝日新聞社刊、日本百名山より借用)










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中禅寺湖からの日光白根山です。
(2008年3月撮影)
奥白根(2578M)を中央にして、そのすぐ左隣が白根隠山(2410M)、少し離れて右隣が前白根山(2373M)ですね。








朝の菅沼駐車場です。










1時間30分歩いて阿弥陀池に到着。
正面が奥白根山です。









奥白根の山頂直下はかなりの急登です。










AM10:10山頂に到着です。
山頂標識の左後方に燧ヶ岳が写っています。
頂上に寒暖計があり気温は0度、風も強く雪が舞っていました。
ただ曇り空にもかかわらず眺望はすばらしかったです。








頂上は寒風が吹き荒れているため直ちに下山を開始。
五色沼を左下方に見ながら、避難小屋、五色沼湖畔へと降りました。









山頂展望1 (←写真をクリックで拡大)
男体山中禅寺湖です。










山頂展望2 (←写真をクリックで拡大)
日光連山ファミリーですね。
右に男体山(2485M)、その左隣、中央に大真名子山(2375M)。写真左に太郎山(2368M)。太郎と大真名子山の間にギザギザで山容険しい女峰山(2483M)です。小真名子山(2323M)は女峰山の手前に重なっています。一番手前の稜線は前白根山です。






山頂展望3(←写真をクリックで拡大)
写真左手に双耳峰のように見える端正な山が燧ヶ岳(2356M)です。左の頂が柴安嵓、右が俎嵓ですね。画面右手にのっぺりした会津駒(2133M)が写っています。








山頂展望4(←写真をクリックで拡大)
画面右が燧ヶ岳
画面左のノッペりした皿状が平ヶ岳(2141M)でしょう。
画面中央奥がおそらく荒沢岳(1969M)ですね。








山頂展望5(←写真をクリックで拡大)
画面右が燧ヶ岳
画面左が至仏山(2228M)。
中央に平ヶ岳ですね。
手前の稜線では中央が四郎岳(2156M)
燧ケ岳の手前が燕巣山(2222M)です。






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帰りに立ち寄った二荒神社境内の紅葉です。








今回はずいぶんと楽に登ってこれたわいと思っていたら、歩行時間たったの5時間チョッと。
5時間といえば2週間前は八ヶ岳の山頂にちょうど着いたころでした。どうりで楽だったわけだ、と納得です。
山頂から五色沼に降りないで、前白根、五色山と外輪山を周遊してくればよかったです。

 今回の日光白根山は深田百名山では100番目に滑り込んだ山なので、あまり期待していませんでしたが、登山道は腐葉土主体の柔らかい路から、沢筋の岩場道、あるいは山頂直下の赤岳のような垂直に近い岩壁など、変化に富んでおり、かつ近景では五色沼や阿弥陀池、白根隠山や前白根など外輪山の稜線を眺めたり、また遠景では日光連山、燧など眺望がすばらしく、歩いていて少しも退屈しませんでした。また単調な林道歩きの無い点もよかったです。
 眺望といえば、上州武尊山、高原山、鶏頂山、那須連峰なども見渡せました。平ヶ岳の右端と左端に頂を覗かせているのは越後三山の越後駒(右)と中ノ岳(左)ですね。

 なお白根の頂上からは中禅寺湖戦場ヶ原を配した男体山の眺めが文句無く第一等ですが、それ以外では燧ヶ岳の姿がキリッと締まっていてすばらしかったですね。
 燧ヶ岳は尾瀬沼から見ると、山頂はざっくり割れて三つか四つの頂になり決して格好はよくないですし、尾瀬ヶ原から見ても、山頂から伸びる左右の裾は右側がガクンと落ちており不恰好です。ところが日光白根からは割れた四つの山頂がうまく重なり綺麗な双耳峰に見えるのですね。また山頂から伸びる稜線も富士山のような弓なりの左右対称で、その端正な立ち姿は他の深田百名山を含め周囲の山々より見事です。同じ百名山仲間の会津駒平ヶ岳至仏山の山容は燧と比べれば特徴が無かったですね。これら三山はというランドマークが無ければ同定も難しかったでしょう。
日光白根/奥白根/

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