「大菩薩峠が大勢の人に親しまれるようになったのは、その名前の文学的魅力だけではない。初心者にとってまことに恰好な山だからである。」(深田久弥、日本百名山より)
と、いうことで初心に帰って、
H21-5-10 お天気の中、大菩薩嶺を登ってきました。
AM7:35上日川峠発、AM8:35大菩薩峠、AM9:30山頂着
AM9:35山頂発、唐松尾根を下り、AM10:45峠着
合計所要時間3時間10分
今回の登山図です。 昭文社「関東の山歩き100選」より借用しました。他への転載はご遠慮下さい。
朝の上日川峠の駐車場です。整備が行き届いています。
上日川~大菩薩峠間の登山道です。基本的に峠の山荘の車が使っている車道です。
ちびっ子でも大丈夫。
あっという間に大菩薩峠に到着です。
画面右奥が山頂ですね。
山頂を目指して稜線歩きの途中です。
このあたりは大菩薩嶺の一番景観の良いところですが、あいにく遠景は富士山もはっきりしない位霞がかかってしまい、他の山でこれ以上の景色を見てきて目も肥えてきてしまったので、正直こんなものかなー、って感じです。
でも初めて登山を経験する人にはきっとすばらしい景色として心に残るでしょう。
山頂です。眺望はありません。
下山は唐松尾根を通りました。
一面熊笹の絨毯の中を下ります。ようやく登山らしくなりました。
すれ違いに20人以上のおばちゃん達の集団が登ってきました。
皆で「♪あーたまーをくーもーのーうーえにーだーしー♪」と長閑に歌いながらの行進です。
下山後大月IC前で立ち寄ったうどん屋さん。まだ昼の12時です。川沿いで遠くに滝子山を見ながら昼食です。
揚げ玉、ネギがてんこ盛り、おしんこ食べ放題で2杯900円也。
大菩薩嶺よりお勧めのスポットです(笑)。
このうどん屋さん、屋号もありません。
【山頂展望】
絶好のお天気でしたが、遠景は霞がかかり残念ながらいま一つの眺望でした。
甲府盆地の奥にかろうじて白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)と塩見岳が姿を見せておりました。
ここ大菩薩嶺は富士山のビューポイントですが、霞んでしまいごらんの通りでした。
今回は、セーブして歩いたつもりが所要時間はたったの3時間。緊張を強いられる危険な箇所も無く、おまけに帰りにうどんまでたらふく食べてしまって、これでは腹の脂肪が燃焼しないではないかい!と大いに反省です。
大菩薩嶺は、これから登山を始める方の入門コースとしては最適でしょう。特に稜線から富士山方向の眺望は文句なしです。今までこのクラスの眺望を求めてきつい山登りを課してきた身としては、ハイキング気分で第一級の景観をゲット出来てチョッとズルイな、とも思ってしまいます(笑)。
以上、本日は山よりも帰りのうどんに印象が残ってしまうくらいの長閑な山登りでありました。
1 件のコメント:
雷岩カラン富士山はいかがでしたか
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