2011年5月4日水曜日

平成23年5月4日分からこちらに引越しました。
引き続きよろしくお願いします。

2011年4月23日土曜日

H23-6 花立(丹沢43)

H22/4/24
本日は塔ノ岳手前の花立です。

メンバーは旧知のMSJ君、MH君、そして今回が処女登山のSN君と私dosanの4人です。
MSJ君とMH君に先に出発してもらい2人には塔ノ岳の頂を踏んで花立まで3時間で下りてきてもらう。
SN君と私はゆっくり3時間かけて大倉尾根花立まで登り二人と合流する。
と計画しました。


登り
大倉登山口AM7:00発~AM9:35花立山頂着

下り
AM10:30花立山荘~PM0:05登山口着

登り2時間35分、下り1時間35分
合計所要時間 4時間10分でした。

なおMSJ、MH両君は2時間30分で塔ノ岳山頂に到着です。
健脚ですね。


今回の登山図です。昭文社の山歩きの本より借用しました。他への転載はご遠慮下さい。

蛭ヶ岳、日帰り・登山口の行き方>>









朝7時前の集合写真です。
塔ノ岳の山頂を踏むMSJ君とMH君には早く出発してもらいました。
SN君と私dosanは二人より5分遅れて出発です。






「SN君、高尾山くらいは登っておいただろうね。」とボク。
「えっ? どこも登って無いですよ。今日が初めての登山です。」とSN君。
「ちゃんと登っておくようにMSJ君に伝えたんだけど。」
「MSJ君は僕の部下だから、聞き流しました。」と涼しい顔でSN君。


高尾山の標高差は300メートル。
今日の標高差は1000メートル。

「今日は高尾山を3往復分だからね、頑張ろうね。」
SN君の顔がこわばりました(笑)。

朝8時、見晴小屋を過ぎたあたりです。










大倉尾根特有の長い長いだらだらとした登り。
急登に掛かるとどうしても遅れてきます。
SN君も辛そうです。








こういうパーフォーマンスをかます余裕も残ってます。
まだまだ大丈夫。

「ねえ、SN君さ。標高差1000メートル級をスタスタ登れるようになったらさ、会社に意地悪な上司がいたらさ、うまくおだてて連れてきちゃって、山に置いて帰ればいいんだよ。きっとベソをかくよ」と僕。
「んっ? それって、今日の私のことですか?」とSN君(爆)。



9時35分、予定より早く花立の山頂に無事到着です。
(山頂標識はありませんが、)
背後の塔ノ岳山頂はガスの中。








登山中、ガスが湧いてきてしまい展望はほとんどありませんでした。
道中富士山も見えません。
花立の山頂でかろうじて雲の合間に蛭ヶ岳が顔を見せました。









塔ノ岳の山頂を踏んできたMSJ、MH両君と花立山荘で落ちあい、食事休憩です。










帰路、堀山を過ぎたあたりで視界が漸く開けて、富士山が見えました。
SN君は、長い下りでかなり足に負担が来ていますが、顔に出さずに頑張っています。








帰路は先行する2人に遅れること5分で登山口に到着です。

早朝、自宅からは富士山、丹沢はもちろん、日光男体山まで見えたのです。
期待が大きかっただけに今日の現地での展望の無さにはがっくりでした。

なにはともあれ、登山がはじめてのSN君が標高差1000メートルを無事に登って下りて来られて良かったです。

次回の山は、いつもの蛭ヶ岳かな。

2011年2月26日土曜日

H23-5 蛭ヶ岳27(丹沢42)

大震災で亡くなられた方々に
心よりお悔やみ申し上げます。

被災地の皆さまが
1日も早く通常の生活に戻れますよう
お祈り申し上げます。


H23/4/17
27回目の日帰り・蛭ヶ岳です。
東北・関東大震災のため延び延びとなりました。およそ2カ月のブランクです。

当初は慣れたカミさんと行きたかったのですが、
カミさんがどうしても首を縦に振ってくれません。

東北・関東大震災で、登山道がどうなっているかわからない。
もし歩いている最中大きな余震がきたら・・・・
もし山が崩れたら・・・・
途中の林道だってどうなっているやら・・・

結局、今回は久しぶりに大学生の長男が登場。
運動神経のゼロのオヤジが一人では危ない、と付いてきてくれました。

男は猪突猛進。女は隠忍自重。
この様な場面では性差が如実に表れますね。

父親思いの心優しい自慢の長男(モチロン親バカです)。
ホント、うれしいな~。
無事に山を下りたら、お前の大好きなペロペロキャンディーを買ってあげるね。

往路
青根の駐車場ゲート前AM7:00発~釜立沢と支尾根の合流点~AM7:57東海自然歩道の合流点~AM8:13八丁坂ノ頭~AM8:29姫次AM8:36~AM9:02山頂手前1.5KM地点・檜洞丸展望台~AM9:35蛭ヶ岳山頂手前400M地点~AM9:50蛭ヶ岳山頂着
2時間50分

復路
蛭ヶ岳山頂AM10:40発~AM11:43姫次AM11:50~八丁坂ノ頭~PM0:13東海自然歩道の合流点~PM0:28釜立沢と支尾根の合流点~PM0:45駐車場着
2時間05分

合計所要時間 4時間55分

参考タイム(愚息)
登り2時間30分
帰路2時間00分

全く関係ないのですが、4月10日善福寺川の満開の桜です。









今回の登山図です。昭文社の山歩きの本より借用 
しました。他への転載はご遠慮下さい。

蛭ヶ岳、日帰り・登山口の行き方>>










朝、出発の直前です。











足場の悪い釜立沢の急登です。
息子から自分のペースで登るから先に行くよ、と言われ、ここを最後にどんどん離されてしまいました。








姫次です。
今日は富士山も薄ぼんやりです。
息子はおらず、ベンチに居たのはこれから頂上に向かう蛭ヶ岳山荘の「か○わ○」さん。
「黒い服装の若者に抜かれませんでしたか?、うちの息子なんですけど。」と聞いても
「さあ知らんな、誰かに抜かれたっけかな。」
ちょっと不安になりましたが、こんなよい天気に道に迷ったり崖から落ちることもあるまい、一人で先に蛭ヶ岳の頂上を目指しているだろうと思い、私も「か○わ○」さんより先に山頂を目指します。

姫次から斜面を下りると鹿がいました。
近づいても逃げません。
ハンターに気をつけるんだよ。








2か月のブランクを感じず、サクサク歩けて2時間と50分で蛭ヶ岳の山頂です。
息子の姿が無いので一瞬あせりましたが、山荘の前で一服しておりました。
「オヤジ、遅いぞ。自分は20分も前に着いている。」と息子。

「おいコラ!! 誰がタバコを許可した!! お前が手にしていいのはペロペロキャンディーだけだろ!!」と私は心の中でブツブツ。


一服していた息子を山頂標識まで呼び戻して記念撮影です。
通算27回目の蛭ヶ岳山頂です。










いつもは通り過ぎる山荘横の小さな祠ですが、一日も早い大震災からの復興をお祈りしました。










山頂から塔ノ岳方面です。
今日は展望が今一つでした。










登りはサクサク行けたので、2か月のブランクなんて無いんだ、と思っておりましたら、帰りはいつもと違って足が棒のように重くなり、最後の釜立沢ではヘロヘロになりました。
結局、ブランクのツケをしっかり払って家路につきました。

2011年2月16日水曜日

H23-4 塔ノ岳8(丹沢41)

H22/2/20
本日は塔ノ岳です。

メンバーはいつものカミさんとマラソン競技を控えているMSJ君と私の3人です。
本命は蛭ヶ岳なのですが、車道の凍結が心配で行き先を南斜面の大倉尾根に変更です。

登り

大倉登山口AM7:00発~AM8:25堀山の家前~AM9:10花立山荘前~金冷し~AM9:47塔ノ岳山頂着
下り
AM9:50塔ノ岳山頂発~AM10:15花立山荘(昼食休憩)AM11:00~PM0:35登山口着

登り2時間47分、下り2時間00分
合計所要時間 4時間47分でした。


今回の登山図です。昭文社の山歩きの本より借用しました。他への転載はご遠慮下さい。

蛭ヶ岳、日帰り・登山口の行き方>>










朝7時ジャストに登山口を出発です。










歩き始めて30分。早くも前の2人に離され、待ってもらっています。










2人と合流して見晴茶屋あたりは3人で歩いていますが、、、、










登りになると、また離されてしまい、、、、










駒止茶屋の前に着くころは2人の姿はありません。










8時25分、堀山の家前です。
2人には駒止茶屋の上でも、この家の前でも待っていてもらいました。










さすがにここまで登ってくれば体も温ってピッチが上がり離されることもなかろうと思っていましたが、登りに差し掛かるとまた私だけ離されまます。









9時10分花立山荘の前です。
結局ここでも2人をしばらく待たせてしまいました。









花立(山)山頂でアイゼンを装着です。
MSJ君は初めてのアイゼンです。ここからヨーイドンで、塔ノ岳山頂を目指します。








結局アイゼンを着けてからも2人に離されてしまい(涙)、、、、
9時47分、2時間と47分で山頂に到着です。
先行の2人は山頂標識の前で、私をまだかまだかと待っておりました。

私が足を引っ張らなければカミさんとMSJ君はおそらく2時間30分前後のスピードだったろうと思います。

あいにく今日は山頂からは展望が全くありません。



塔ノ岳山頂から戻り、花立山荘の中で昼食です。
だるまストーブが暖かくて助かりました。








12時35分登山口に戻ってきました。








登りも下りも先頭のカミさんは前回の雲取山が嘘のように絶好調でした。
その絶好調の後をMSJ君もしっかり付いていきましたからね~。
今日のヘタレは隊長の私。
今度このメンバーで登るときは、私は隊長を返上して真中に挟んでもらいましょう。

2011年1月29日土曜日

H23-3 蛭ヶ岳26(丹沢40)

H23/2/6
通算26回目の日帰り・蛭ヶ岳です。
単独で行ってきました。

往路
青根の駐車場ゲート前AM8:40~釜立沢と支尾根の合流点AM9:04~東海自然歩道の合流点AM9:37~八丁坂ノ頭AM9:54~AM10:09姫次AM10:10~山頂手前1.5KM地点・檜洞丸展望台AM10:40~蛭ヶ岳山頂手前400M地点AM11:09~AM11:22蛭ヶ岳山頂着
2時間42分

復路
蛭ヶ岳山頂AM11:46発~PM0:42姫次八丁坂ノ頭東海自然歩道の合流点~釜立沢と支尾根の合流点~PM1:42駐車場着
1時間56分

合計所要時間4時間38分


今回の登山図です。昭文社の山歩きの本より借用 
しました。他への転載はご遠慮下さい。

蛭ヶ岳、日帰り・登山口の行き方>>









終点の駐車場まで車が上がれるか心配しながら家を出たつもりが、やってしまいました。終点の駐車場のすぐ手前の凍結路に乗り上げてしまい、スタックです。(その時はわかりませんでしたが)このブログにコメントくださる隆一さんや他の登山者の方に押してもらいましたが駄目で、今日はついていない、JAFを呼ぼうと、あきらめておりました。

ところが今日は拾う神もいてくれたのですね~。
後ろから軽トラックにのった地元のオジサンが氷の上に土を撒け、と教えて下さりふたりでスコップで斜面の土を掘っては車の下に撒き、を繰り返すこと1時間費やしまして、無事脱出出来ました。
地元のオジサン、本当にありがとうございました。
ということで今日はいつもの駐車場からかなり下に車を置きました。

スタックで1時間30分ロスをして、車置き場から5分歩いて朝の8時40分にゲート前です。
今日はしょっぱなからついてなかったな~、
こんな遅い時間から登ったことないな~、
普段なら今頃姫次あたりだな~、
登る前から疲れたな~、
などとグチグチ考え出し、ゲートを越えるのを一度ためらいましたが、JAFを呼ぶところを素手で自力で脱出できたのだから今日は運がいいぞ、と気を取り直して出発です。
まったく単純ですね。

1時間30分で姫次です。
今日は富士山は見えません。とにかく先を急ごうと結構必死に登っておりまして、普段より5分から10分早く通過です。







蛭ヶ岳山頂までおよそ600メートルの階段です。ここからは奥秩父が絶景なのですがご覧の通り今日は遠景はありません。








26回目の蛭ヶ岳・山頂です。今日は時間が無いので山荘の管理人さんに挨拶だけして下りようと思っていました。
ところが山荘の土間に入ると、いつもと違ってストーブで暖かく、これまたいつもと違ってお客さんも多くて(この中に隆一さんご夫妻もおりました。)熱気でムンムンしております。
暖かくて、やっぱり居心地がいいので20分の休憩、暖をとりました。





帰路は隆一さん御夫婦と一緒です。山頂では私が先頭でしたが2人にはすぐ抜かれ、姫次まで2人の後ろを付いてきました。お二人とも山歴は少ないと伺っていますが驚くほどの健脚です。しかも仲が良くて羨ましい。
私なんぞ、うちのカミさんとこんなスピードで下りてきたら喧嘩になってますね。


今日のまとめ
車を凍結路に乗り上げてしまいましたが、脱出法も伝授されたし、隆一さん御夫婦ともお会いできたし、なんだかんだで3時過ぎには家に帰っておりました。
景色はなく道中ハードでしたが、良い山行きでありました。

2011年1月22日土曜日

H23-2 雲取山4(鴨沢)

H23/1/23 雲取山(登り尾根往復・日帰り)
通算4回目の雲取山(日帰り)です。
今日はいつものカミさんと健脚のMSJ君の3人です。
当初は登りやすい(その代わり道中たいして景色が無い)大ダワ林道を日帰りで往復をする予定で、奥多摩駅から日原鍾乳洞方面に右折しましたが、日原鍾乳洞を過ぎたあたりから道路が完全に凍結しておりました。
仕方がないので一旦奥多摩駅まで戻り鴨沢の上の小袖乗越から登り尾根を往復してきました。
なんだかんだで1時間以上ロスしてしまいました。

往路
AM8:16小袖乗越登山口発~七ッ石山をトラバース~AM10:22大ダワ~AM10:48ヘリポート前~AM11:28小雲取山~AM11:47雲取山山頂着
3時間31分

帰路
PM0:23雲取山山頂発~七ッ石山をトラバース~PM2:51登山口着
2時間28分
合計所要時間 5時間59分

いつもなら私をぐんぐん置いて行くカミさんもマラソン仕込みの健脚MSJ君も今日は2人とも足が重かったですね~。

昭文社の山の地図より借用 
しました。他への転載はご遠慮下さい。











小袖乗越に車を置いて黙々と登り尾根を登っています。










七ッ石山を巻いて唐松谷林道との交差点、通称ブナダワです。










ヘリポート前を歩いています。雲取山の山頂が見えてきました。










小雲取山です。










雲取山の山頂直下です。










3時間半で山頂に到着。
外気温はマイナス2℃でした。先週の蛭ヶ岳の山頂よりは暖かいです。








山頂の避難小屋で食事を採り、12時過ぎから下山を開始しました。
今日は見晴らしが利きました。写真右上に先週登った蛭ヶ岳です。








下りも七ッ石山を巻いています。朝の雪が凍結してしまい滑りやすかったです。








帰りは七ッ石山の頂上を越えたわけでもないのに2時間30分近くもかかって登山口に戻ってきました。








今日は天気が良く、空気も澄んで素晴らしい展望でした。








南側は、丹沢山塊から御正体山です。







奥秩父の甲武信岳まではっきりと見えます。







白峰三山はもちろんのこと、甲斐駒仙丈ヶ岳まではっきり見えるのですね。
今日は大変すばらしい展望で大満足でした。



ここで雲取山といつも登っている蛭ヶ岳の山頂展望の比較。
もちろんシロウトによる独断と偏見です。

1.富士山の展望
姫次からの展望が随一と思っていたが雲取山からもなかなか良かった。
同点引き分け。

2.甲斐駒、仙丈ヶ岳
雲取山の完勝。
実際のところ雲取山から見ると甲斐駒は堂々としています。
仙丈ヶ岳鳳凰山に遮られずはっきり見えます。

3.白峰三山、赤石、悪沢岳
両者甲乙つけがたし。
引き分け。
聖岳あたりになるとの方がよく見える。

4.甲武信岳方面
甲武信岳が直接見えるだけ雲取山が勝ち。
ただし甲武信岳のあまりの貧弱さに、この貧相な山のどこが百名山か、とがっかりするかも。
両脇の三宝山木賊山の方が山容は立派です。

4.金峰山
雲取山からは縦に長い奥秩父山地に遮られて見えない。
蛭ヶ岳からは五丈岩まではっきり見えます。
蛭ヶ岳の勝ち。

5.八ヶ岳
天気が良いのに今日の雲取山からは見えなかった。
判定保留。(雲取山からは金峰山甲武信山塊に阻まれて見えないかも。)
たぶんの勝ちでしょう。

6.都心
蛭ヶ岳の方がよく見えます。
蛭ヶ岳の勝ち。

7.太平洋、伊豆諸島
当然海に近い蛭ヶ岳の勝ち。

8.両神山
雲取山を雲取山荘に下りていくときに木々の間から見えます。
雲取山の勝ち。

9.山頂のアメニティ。
オールシーズンの有人小屋のある蛭ヶ岳の勝ち。
安心度が断然違います。

10.登山道
雲取山:斜度が緩やかで安全。その分距離が長いので単調で退屈。
蛭ヶ岳:距離は短い。帰路の釜立沢の斜面が急で神経を使います。
安全度からいったらの勝ちかな。

11.登山口・駐車場
雲取山の勝ち。
小袖乗越に大規模な駐車場があります。
青根集落の終点に数台置けるだけ。林道終点のためタクシーも入ってきてくれません。